【イベントレポート】よつ葉ミルクフェア2024年11月2日(土)~3日(日)

よつ葉乳業から

 2024年11月2日(土)~3日(日)の2日間、東京・恵比寿ガーデンプレイス内にある、よつ葉乳業直営店「よつ葉ミルクプレイス」店舗前のプロムナードにて、北海道の酪農家が自らお客様へ牛乳・乳製品をお届けする特別イベント「よつ葉ミルクフェア」を開催しました。

この記事では、酪農家へサポート業務を行っているよつ葉乳業 酪農部スタッフの木幡が、「よつ葉ミルクフェア」の内容を密着レポートします。

心を込めて搾った牛乳をお客様に直接届けたい!

 「酪農家のお仕事」と言えば、皆さんはどのようなことを思い浮かべるでしょうか?搾乳作業、乳牛の出産の補助、子牛の世話、飼料の給餌、牛舎の掃除などなど・・・酪農家には、一年中、季節毎にたくさんの種類のお仕事があります。ご想像のとおり、すべての仕事を一人でやりきるのは至難の業。それぞれの牧場で、家族や従業員の皆さんが支え合って、大切な生乳の一滴一滴を搾っています。

子牛を産んで毎日生乳を生産してくれる乳牛はみんな女の子。牧場で働く女性(以下、酪農女性)たちならではの視点や力は、乳牛が生まれて、健康にすくすく育ち、生乳を生産するためにとても重要です。一滴の生乳は、酪農女性たちによる日々のきめ細やかな作業の結晶でもあるのです。


一生懸命作ったものを、誰かに直接渡し、喜んでもらえたときは「次も頑張ろう!」と嬉しくなります。それは酪農女性たちもよつ葉スタッフも同じ。心を込めて搾った生乳から作った、牛乳・乳製品をお客様に直接届けたい!という願いを一緒に実現すべく、2024年秋に東京・よつ葉ミルクプレイスで開催した、酪農女性たちによる牛乳・乳製品のPRイベント「よつ葉ミルクフェア」を振り返ります。

お互いの地域や活動について知る勉強会

今回集まったのは、よつ葉乳業の工場がある北海道内4地域(十勝、釧路、オホーツク、宗谷)の酪農女性たち。同じ北海道内とはいえ、それぞれの地域や牧場は数十~数百km離れています。よつ葉ミルクフェアの開催前日に、それぞれの地域ではどんな活動をしているのか?地域毎にプレゼンテーションを通じて、コミュニケーションを図りました。

地元のこと、牧場での仕事、乳牛の育て方、地域を盛り上げる活動など・・・「地元の酪農女性たちを集めて、道の駅のイベントで牛乳・乳製品をPRしています。」「講師を招いて、子牛の出産や育成の方法を学びました。」などなど、それぞれの地域毎に酪農を盛り上げるために行っている活動をシェアしました。

お客様の視点で牛乳・乳製品売り場を見る

約1,000km以上の距離がある北海道と東京。スーパーで販売されている商品の種類や価格は全く異なります。たくさん並ぶ食品のなかで、北海道産の牛乳・乳製品は、どんな価格で販売されているのだろう?どんなことをお客様は期待しているのだろう?

それらを知るため、勉強会後によつ葉ミルクプレイス近郊のスーパーを訪問し、お客様の視点で牛乳・乳製品売り場を見学しました。

食文化が豊かになるとともに、変化してきた牛乳・乳製品へのニーズ。食べ方や材料としての使い方も年々進化を続けています。


「おいしさや安全性はもちろんのこと、どのような人たちがどのように作ったか。生産の背景までこだわって、製品を選ばれるお客様も多いです。」営業スタッフからの説明を聞いて、よつ葉ミルクフェアでお客様に伝えたい内容を考えました。


「お客様の暮らしに様々なかたちで活用してもらっていることを知り、改めて酪農業を頑張って続けていこうと思った。」と話す酪農女性も。牛乳・乳製品を食べていただくことが、酪農女性たちの勇気に繋がります。

私たちが搾ったおいしい牛乳をお試しください!

いよいよよつ葉ミルクフェア当日です!恵比寿ガーデンプレイスには、牧草地をイメージした特設ブースを用意。よつ葉乳業の広報社員「みるる」も登場!酪農女性もよつ葉スタッフも、揃いのユニフォームで気合十分です。ここからはイベントの様子を写真で振り返ります。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!

よつ葉牛乳4種飲み比べ

「北海道の酪農家です!私たちが搾ったおいしい牛乳・乳製品をぜひお試しください!」酪農女性たちの明るい声が恵比寿ガーデンプレイスに響きます。

イベントでは、よつ葉牛乳4種飲み比べ(「特選よつ葉牛乳」 「生産者指定よつ葉牛乳」 「特選よつ葉4.0牛乳」 「産地限定北海道根釧よつ葉牛乳」)を行いました。

「よつ葉伝統造りバター〔ビン入り〕」「よつ葉発酵バター〔ビン入り〕」を塗ったバゲットや、普段は宗谷地方でしか買えない「宗谷ゴーダ」も試食提供。お客様の「おいしい!」の声に酪農女性たちもよつ葉スタッフも勇気づけられました。

乳牛模型の搾乳体験

ほぼ等身大の乳牛の模型も登場。なんと、この模型、搾乳体験ができるんです。「上手に搾れた!」「腕が疲れたよ~」と、子供たちが一生懸命に乳搾りをしてくれました。

酪農家への応援メッセージボード

試飲ブースのあとに設けられた応援メッセージボードブースでも、たくさんのお客様から酪農家へのメッセージをお寄せいただきました。2日間で500通以上のメッセージが集まりました。

いただいたメッセージは、後日アルバムにして参加した酪農女性にお渡ししました。「東京まで来られなかった仲間にも見せます!」という酪農女性も。きっと明日の仕事へのパワーに繋がるはずです。


よつ葉ミルクフェア期間中、配布できたよつ葉牛乳4種飲み比べは、なんと2日間で2,000セット以上。一日中、たくさん声を出して、たくさん牛乳を配って、パワーを出し切りましたが、それ以上に牛乳を飲んでくださったお客様の声とメッセージが嬉しかったと話す酪農女性たち。


「牛乳大好きです!と言ってくださる方ばかりで、涙が出るほど嬉しかったです。今まで頑張ってきて良かったなと思いました。」

「これからのモチベーションにも繋がり、もっとおいしくて安全な生乳を搾るために頑張ろうと思いました。」


お客様と酪農家、普段は遠く離れて会う機会も少ないけれど、直接お会いして、牛乳・乳製品をお渡し、食べていただくことが、こんなにも嬉しくて、未来への勇気に繋がるということを実感しました。


会場にお越しいただいた皆さま、心温まるメッセージをお寄せいただいた皆さま、本当にありがとうございました。「よつ葉ミルクフェア」は例年11月頃に開催していますので、ぜひ次回もお越しください!


「よつ葉ミルクフェア」など、よつ葉乳業が開催するイベント情報は、よつ葉乳業公式SNSアカウントでも発信しますので、ぜひチェックしてくださいね。

この記事を書いた人

よつ葉乳業 酪農部 木幡

滋賀県出身。趣味はトレイルランニング。体づくりのためにスキムミルクのおいしい食べ方を研究中。好きなよつ葉製品は北海道十勝 大人のカマンベール&ブルー。